サイトコントローラ 1WAYのメリット。2WAYのデメリットとは?

ステイシー できること
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Stayseeはサイトコントローラとの2WAYに順次対応しております。
今まで対応してこなかったのは
お宿様のニーズが1WAYの方が多く2WAYのニーズが少ないが理由の1つでございます。

●2WAY対応済
ねっぱん

らく通

TLーリンカーン

その他のサイトコントローラにつきましては未定でございます。

2WAYと1WAYの違いについて

1WAYと2WAYの違いについてご説明いたします。

サイトコントローラ(ねっぱん、らく通など)とStayseeのようなPMSと連携が1WAYなのか2WAYなのか区別しています。

1WAY:サイトコントローラからPMSに新規予約・変更・キャンセルなどの情報が送られます。

2WAY:1WAYに加え、PMSの空室状況に合わせてサイトコントローラの在庫を自動的に変化させます。

2WAYのデメリット

導入されないホテル・旅館様にヒヤリングしました2WAYをデメリットに感じている理由をまとめました。

なおホテルの稼働率や室数。団体予約比率、その他の指標、ご利用のサイトコントローラの仕様・通信状況により異なる可能性があります。
あくまで参考としてご覧ください

・1WAYに比べるとサイトコントローラの月額費用が3000円~ 追加で必要になる。(PMS側でも毎月費用が発生するケースがあります。ステイシーはアドバンスプランの料金に含まれます。)

・PMSに予約を登録してからネットの在庫が減るまで5分~20分程度(予約件数が多い時間帯などにより変動)のタイムラグが生じるため、オーバーブッキングする可能性が高くなる。
(ねっぱんの仕様では最大15分となっていますが、早ければ1秒程度でねっぱんには反映されます。ねっぱんから各OTAの反映には少し時間がかかります。
らく通は数秒程度で反映されています。※初期設定による一か月単位での在庫送信はステイシー側の送信に数分時間がかかります。 また各OTAの反映には少し時間がかかります。)

・PMSに仮予約を入力しても、ネット販売の在庫が減らされる。催行率、wash率を考慮したレベニューマネジメントをしているので2WAYは使えない。

・特定の日だけ販売数を減らしたい時は、減らしたい部屋数だけPMSに予約登録(空部屋)または販売停止の登録が必要

・リアルエージェントにアロットを提供している。2WAYだと予約登録が必要になるのでオンハンド予測の精度が下がる(ステイシーでは販売不可のステータスで予約を入れることが可能です)

・団体予約で仮予約が入ると、部屋数分ネット販売が減る。予約室数が減るリスクに備えて重ね売りできない。そのため売り上げを伸ばしにくい

・キャンセル率が高い施設では、オーバーブック販売をしないと当日空室が多くなる場合がある。そのため実際の残室数と販売数は違うコントロールをしているので2WAYは使いにくい。

・ランクが違う部屋タイプ(スタンダードルーム、デラックスルーム)があり、安売りしてアップグレードを演出することができない。そのため稼働率を伸ばしにくい。

※ステイシーではスタンダードルームに入っている予約をあらかじめデラックスルームへ移動することで、アップグレードを演出した販売が可能です。
ただし、異なる部屋タイプにアサインした予約がキャンセルになると、1部屋余分に販売されてしまいます(サイトコントローラーの仕様のため、ステイシーでは対応できません)

・食事の提供方法が複数ある場合、部屋ごと提供方法を固定して販売しないといけない。状況が変わり部屋ごとの食事提供方法を変えたくても、簡単に変えられない。

・部屋の数だけ、必ずネットで販売される。人員確保が難しい日や改装工事、修繕や清掃残しなどで、販売数に制限を設けたい場合は売りたくない室数だけ予約登録(空部屋)が必要

・通信エラーやサイトコントローラのメンテナンスが生じた場合、ネット在庫とPMSでの空室状況が正常に反映されないリスクがある。

1WAYでよい理由

1WAY在庫調整

ねっぱん在庫調整画面

Staysee在庫状況

Staysee在庫状況

電話予約があった場合、ねっぱんや手間いらず、らく通、TL-リンカーンの画面を開き、予約が1部屋であれば数字を1つ減らして登録すると、在庫を減らすことができます。
キャンセルの電話があった場合は、予約が1部屋であれば、数字を1つ増やして登録すると在庫を増やすことができます。

常にサイトコントローラの画面を表示していれば、この操作にかかる時間はほんの僅かです。

StayseeとサイトコントローラどちらもGoogleクローム(インターネットの表示ソフト。ブラウザ)で動作します。
上にサイトコントローラの在庫調整画面。下にStayseeの稼働率画面(在庫数を表示)しますと、上下で数字が違うところを調整すると、スピーディーに多くの日程の在庫を合わせることができます。

なお1WAYであれば、販売数の制限を受けずに細かな在庫調整や正確なオンハンドの把握が行え、売上や稼働率を伸ばせるメリットの方が多いことが1WAYを採用されるホテル・旅館様が多い理由なのかもしれませんね。

1WAYのデメリット

電話予約が入った時に、サイトコントローラの在庫を減らし忘れる可能性があります。
ときどき在庫のチェックをしていれば、オーバーブッキングはそれほど多く生じないと思います。

※稼働率が100%になる日が多くない。近くに系列のホテルまたはお客様の送客を融通しあえるホテルがあるのであれば、たまに在庫調整を忘れても問題になるケースは少ないかもしれません。

電話でキャンセルがあった時に、在庫数を増やし忘れる可能性があります。

※今まで紙の宿泊台帳で管理していた場合は、電話予約・団体予約はサイトコントローラで在庫を増減していたと思います。
その場合は今までと変わりません。

※団体予約で満室からキャンセルになるケースが少なければ、在庫数を増やし忘れても機会損失になるケースは少ないかもしれません。

在庫の調整が難しい場合

電話予約があった場合や、キャンセルの電話を受けた時に、サイトコントローラの在庫数の数字を変更するのが難しいお宿様については、下記の対応も可能です。

手間いらず、らく通with、らく通予約サイト版は、サイトコントローラの画面で予約の入力・変更・キャンセルをすることが可能です。
サイトコントローラで予約入力した場合は、ネットで販売される在庫が自動的に減ります。
(キャンセルの場合は増加します)
Stayseeは、ネット予約と同様に電文の通知がきます。

本機能については、手間いらず または、らく通へのお問い合わせをお願いいたします。

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