サイトコントローラとPMS連携するメリットがあれば連携したいと考えているホテル様からの問い合わせを時々いただきます。
部屋数が10~15室ほどのホテル・旅館・ペンション様は費用面も考えて悩まれると思います。
連携するメリットについて考察いたしました。
検討のご参考になれば幸いです
サイトコントローラとPMS連携するメリット
業務効率が上がる
・自社ホームページ、楽天トラベルやじゃらんから予約が入った場合、連携していないとメールやFAXで予約を確認し、Stayseeに手入力することになります。連携していれば自動的にStayseeに表示されます。
・お名前、住所、電話番号がチェックインカードにネットで予約された情報が印字されます。お客様は内容を確認し署名をするだけでチェックインできるのでフロント対応時間が削減できます。
(チェックインアプリでも同様です)
・キャンセルされると自動的にStayseeの客室画面から表示されなくなります。(キャンセル一覧へ移動します)
キャンセルされていることに気が付かず、お部屋や料理を準備してしまうミスが減ることでしょう。
・楽天ポイント、じゃらんポイントなど各種ポイント利用が入金として予約情報に記録されます。
お客様がポイントを利用しているのに、お金をもらい過ぎてしまうミスが防げます。
・事前カード決済の利用が入金として予約情報に記録されます。
お客様からお金をいただく必要がないのに誤っていただいてしまう。いただく必要があるのにもらい忘れてしまうミスが防げます。
売上が上げるチャンスが増える
・最新の空室状況が確認できます。
サイトコントローラと連携していないと、1日数回予約情報をStayseeに入力する(紙台帳に書く)作業が必要になります。
電話で予約の問い合わせがあった時に、空室があるか分からないため全ての部屋を売らずに予備部屋を設けているホテルもあるかと思います。
毎日数室の予備部屋も、1年間続けば、大きな機会損失になることでしょう。
・サイトコントローラに入力する在庫はStayseeの残室数を合わせればよい
最新の空室状況が分からないため、ネットで売る室数を絞って販売しているホテル様は多いと伺います。
Stayseeで最新の空室数(在庫数)を一覧表で確認できますので、その数字に合わせてサイトコントローラを入力すると販売ロスが抑えられます。
※未割付の予約がある場合は、割付する必要があります。(設定済みのお部屋・OTAについてはオーバーブッキングがなければ自動的に割付されます)
機会ロスの例
毎週土曜日は予備部屋を除き満室になるホテル様で予備部屋を1部屋設けて売り切れなかった場合
1年間の土曜日は約52回です。
土曜日は室単価 1万円で販売している場合、ロス率100%だと
1万円×52回=52万円の売上ロスになります。
ロス率50%では年間26万円の売上ロスですね。
室単価2万円だとロス率20%(年間10回の機会ロス)でも約20万円の売上減少となります。
Stayseeのサイトコントローラ連携機能があるアドバンスプラン(9980円)と、連携できないスタンダードプラン(3980円)の差額は月額6000円。
年間 7万2000円になります。
サイトコントローラ会社にもPMS連携費用がかかるケースもあります。
室単価と機会ロスの回数と業務効率向上を考慮して、どちらがメリットがあるか検討するのもよいと思います。
なお楽天トラベルやじゃらんネットなどの予約サイトでは売上額がオススメホテルの表示順位に影響する要素の1つだそうです。
上記に記載した以外にも表示順位が低くなることによる売上ロスも生じる可能性があるでしょう。
コンサルティングについて
売上アップ、表示順位の向上方法などについてのコンサルティングが必要なお宿様は、コンサル会社のご紹介も可能でございます。
なお弊社では売上を向上されるノウハウについては、お答えいたしかねます。
ステイシーが連携しているホテルシステム
Stayseeは利用されているホテル様が多い主要なサイトコントローラ5社に対応しております。
・ねっぱん
・らく通
Q&A一覧 お知らせ一覧