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無人ホテル チェックインシステム導入への道のり

こんにちは。
とあるホテルのマーケッターGENです。

今回はあるビジネスホテルを無人ホテルに運営変更することになり、スマートホテリエ無人プランの利用をした流れについて、記事にしました。
運営してから、とくに問題なく利用できているので、人手不足に困っているホテルは、無人運営も検討されてはいかがでしょうか?

無人ホテルの始め方

カードキー ドア

とあるビジネスホテルは、カードキーで入室するタイプのドアでした。
これだと、高額な自立型の自動精算機を導入しないと、無人運営が難しいので
ドアノブに暗証番号で解錠する装置(スマートロック)を取り付けします。

業者はベイコミュニケーションズ(ベイコム)です。

契約前の打合せ

スマートロック

ドアノブに取付するスマートロックは、ネットワークと繋げるために「ゲートウェイ」という装置や、スマートロックの機種によっては各部屋に「中継器」が必要になります。

ゲートウェイの設置台数・設置場所

安価なスマートロックであれば「ゲートウェイ」
少し高級感のあるスマートロックであれば「ゲートウェイ」「中継器」が必要になるなど、機種により必要な装置が異なります。

ゲートウェイは、客室の形状やドアの距離などにより必要な台数が変わります。
そこで、最初にホテルの平面図をベイコムに渡し、おおよその台数を判断してもらいます。

中継器が必要なスマートロックはドアノブから1m以内に電源コンセントが必要とのことで、既存ホテル向きではありません。
そこで安価なスマートロックに決定しました。

概算見積の金額は、発注可能な金額でしたので、実際に現地の状況を見てもらうため工事業者に来てもらいました。

ゲートウェイはLANケーブルを接続するため廊下または天井裏への設置とのこと。
天井裏のスペースがあったので、天井裏に取付することにしました。

なおLANケーブルとゲートウェイへの電源工事は自社の業者に依頼しました。

ドアの加工

一般的なシリンダドアであれば、取付するだけなので、工事も簡単に済むようですが
当館はカードキータイプで、シリンダが表面に見えていないドアだったので、ドアノブの交換など加工作業が発生します。

といっても、ドアを交換するよりは安い金額でした。

工事手順の打合せ

ドアの工事期間中、営業を止めないため フロアごとに工事を行ってもらう。繁忙日は避けてもらうなど、おおまかな工事の流れを打合せしました。

ドアノブの工事期間は1週間かかるとのこと。

保健所、消防署と打合せ

事前に無人運営について保健所、消防署と協議を行いました。

工事中

工事中はホテル運営しながらなので、数部屋ずつスマートロックを取付します。
無人ホテルに切替するのは、工事完了後です。

スマートロックを取付した部屋については、スマートロックの付属カードキーか、シリンダー鍵で入室が可能ですが、カードキーで入室していただくことにしました。

スマートロックの種類によりますが、今回採用したスマートロックにはマスターカード1枚、お客様用カード3枚が付属していました。

従来のドアと新しいドアノブのドアの混在でお客様が混乱するなどご迷惑をおかけしないか心配でしたが、まったく問題ありませんでした。

運営開始

カードキー

工事が終わると、スマートホテリエの立ち上げを行い、運用を開始しました。
最初は不安だったので、有人状態でお客様にスマートホテリエを使ってチェックインしていただきました。

夕方の混雑時間帯でもお待たせすることなくチェックインいただけるようになりました。

暗証番号が自動的に印刷されるので、カードキーの頃にあった鍵の渡し間違いの心配もなく
暗証番号を忘れられたお客様がいらっしゃっても、電話一本で対応できるのがありがたいです。

しばらくして、保健所、消防署の許可も下り、無人ホテルとして運営を開始しました。
スマートホテリエで通話も可能なので、現場にいなくてもお客様のお困りごとに対応できるのもありがたいです。

エントランスの扉

無人運営だと建物のエントランスの扉も施錠が必要ですが、こちらも暗証番号で入室でき、ステイシーのSMS、メール送信機能を使って、その日の暗証番号をチェックイン日の前日に送っています。

この記事を書いた人
とあるホテル旅館のマーケティング担当 GEN
とあるホテル旅館のマーケティング担当 GEN
とあるホテル・旅館グループでマーケティングを担当しています。売上や稼働を伸ばし利益を上げるために、悩んでいること。解決策の一例を投稿しています。
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