サービスを開始してから3年を迎え

Staysee

クラウド型のホテルシステムとして2017年12月にサービスを開始してから3年。登録施設数が1000施設を達成したということで、ステイシー株式会社代表の前田に3年間の振り返りと今後の展望について話してもらいました。

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サービス開始から3年間になりますね
前田
早いものですね。 登録施設数が1000施設になり契約数も順調に伸びています。
主に5室から50室のホテル・旅館様の契約が多いですが、100室以上のホテル様にもご契約いただいております。多くのお宿様にサイトコントローラと連携できるアドバンスプランをご利用いただいています。
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ユーザーからの反響はいかがでしょうか
前田
ご契約いただいている施設様から多くの要望をいただいている機能の追加やGoToキャンペーンで当初必要になった宿泊証明書が簡単に印刷できる機能をいち早くリリースするなど宿の運営に必要な機能の拡充を行ってきた結果、閉館以外の解約はなく継続してご利用いただけています。
他社PMSからの乗り換えも多いですね。
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業務効率がさらに改善できるアプリもリリースしたそうですね
前田
はい。1つ目は清掃アプリをリリースしました。
清掃業務の見える化、リアルタイムの情報共有により、フロントで清掃が完了した部屋の把握や清掃スタッフがチェックアウトした部屋をスマートフォンで確認できるので、電話による情報確認が不要になるなど清掃業務に関するフロント業務の効率化が期待できます。

2つ目はチェックインアプリをリリースしました。
これによりフロント以外の場所でもチェックイン対応が行えるようになりました。
またタブレットにサインした情報はステイシーに電子保存されるので、チェックインカードを紙で保管する倉庫なども不要になるメリットがあると考えています。
staysee
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オーナーや経営者向けの機能もリリースするそうですね
前田
要望が多かった経営管理機能の開発にあたり、アドバイザーであるホテル・旅館を運営している海月館グループ様からノウハウ提供いただき、経営会議で使われている資料をステイシーの画面で表示できるようにいたします。

これにより、売上管理だけでなく人件費率、光熱費率などホテル運営に必要な経営指標の把握が簡単になりました。
また会議資料作成の手間も大幅に削減され管理職の方の事務作業が大幅に軽減されることが期待できますね。

オンハンド分析など売上を伸ばすために必要な分析についてもネット販売で売上を伸ばしてきた海月館グループ様のノウハウを取り入れました。
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今後のStayseeについてお伺いできますか
前田
他社製品との連携を拡充していく予定です。
公開APIをリリースしたことにより無人チェックインシステムや自動精算機など他社製品との連携を広げていきます。
今後、公開APIの機能をさらに追加することで、より多くの製品と連携できることを目指します。


※公開APIとは、異なるメーカー同士の製品の情報を入出力するための仕様をメーカー向けに公表したもの。
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さいごに
前田
2年前のインタビューでお話した『「接客」に注力できる仕組み作りをシステムで応援したい』という想いは、製品の拡充や機能の追加により少しづつ実現できているのではないかと感じています。

弊社は積極的に営業活動をしないことなどでコストを抑えているため、Stayseeをご存じない方も多いと思います。
IT製品やホテル向けサービスを提供している企業様やホテルのコンサルティングを行っている方々とも連携し、日本中にStayseeを伝えていきたいと思います。

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