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人手不足でもできる!無人チェックイン導入で宿が回る仕組みとは?

 

スタッフ1人で回せる?
無人チェックイン導入のリアルな運用例

「人手が足りない…でも宿は続けたい」
そんな悩みを抱える宿泊施設オーナーは、今とても増えています。

実は、スタッフ1人でも運営できる宿はもう珍しくありません。
そのカギとなるのが、“無人チェックイン”の仕組みです。

今回は、実際に無人チェックインを導入している小規模宿の運用例をもとに、リアルな日常や気をつけていることを紹介します。

無人運営って本当にできるの?

結論から言うと、「できます」

ただし重要なのは「全部を機械任せにする」のではなく、“サポート体制を設計すること”です。

無人チェックインは、以下の3つが自動化できれば、人がいなくても宿泊が成立します:

  • チェックインの受付
  • 鍵の引き渡し(PINコードなど)
  • 宿泊者情報の管理

無人チェックインのイメージ

実際の運用例:スタッフ1名の一日

関東地方の某民泊型宿では、スタッフは日中のみ在宅ワーク+現地訪問は週2回のみ。
それでも問題なく回っています。

▼1日の流れ(例)

  • 午前:メール・予約確認(PMS画面)/備品チェック/前日の売上レポート出力
  • 午後:遠隔から清掃業者に指示/チェックイン前の自動連絡(テンプレ)を送信
  • 夜:チェックイン状況をスマホで確認/トラブルがあれば電話サポート

なぜうまくいってるの?

  1. チェックインは「スマートホテリエ」で自動化
    iPad操作で本人確認・決済・署名が完了、チェックイン後にPINコードで入室
  2. 予約・売上・宿泊情報はStayseeで一元管理
    二重管理ゼロ、売上管理も日別レポートで即チェックOK
  3. お客様とのやり取りは定型+一言カスタム
    無人でも温かみのある対応が鍵

トラブル対応はどうしてる?

  • 鍵が開かない/番号が分からない:チャットボット+電話サポート(ほぼ3分以内に解決)
  • 設備トラブル:マニュアル+「翌朝対応します」テンプレで一次対応
  • クレーム・要望:Stayseeのメモ機能に記録し、次回の運営改善に反映

無人にして「冷たい」と思われないために

無人運営でよくある懸念が「人がいなくて不安」「対応が事務的」というもの。
実際には以下のような工夫でカバーできます:

  • チェックイン前日に「ようこそメッセージ+近隣のごはん情報」
  • 館内に“オーナーからの手紙”掲示(手書き風)
  • チェックアウト後にレビュー投稿依頼(丁寧な言葉で)

まとめ:無人化=省力化だけじゃない

無人チェックインの導入は、人がいなくても宿が回るようになるだけではありません。

  • 労働コストの削減
  • ミスの削減(情報の一元管理)
  • 宿泊者のストレス軽減(待ち時間ゼロ)
  • オーナー自身のライフスタイルの自由度UP

これからの時代、「人が少ない=できない」ではなく、“仕組みで支える宿”がスタンダードになっていくかもしれません。

この記事を書いた人
ステイシー問い合わせ担当
ステイシー問い合わせ担当
ステイシーのコールセンターを担当しているメンバーたちで、記事を書いています。ホテル・旅館のみなさまに役立つ情報を発信していきますので、よろしくお願いいたします。
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